ウィンドウズ10でUSBメモリをフォーマットする時に、クイックフォーマットと通常のフォーマットの2種類がありますが、一体何が違うのか調べてみました。
ウィンドウズ10のフォーマット画面では、通常「クイックフォーマット」の部分にチェックが入っていて、そのまま開始するとクイックフォーマットされるようになっています。
このチェックを外すと、USBメモリが通常のフォーマットで初期化されます。
処理の時間的には、クイックフォーマットはわずか数秒。
通常のフォーマットはUSBメモリの容量によってフォーマット時間が変わってきますが、16GBのUSBメモリの場合、フォーマットが完了するのに数十分かかります。
見た目には結果は同じなので、完全フォーマットをする必要が全く無いように思いますが、通常フォーマットでは、フォーマット時に、USBメモリの異常もチェックしてくれているんです。
フォーマット中に以上があった場合、チェックと同時に、異常があった場所の修復も行っているので、こんなに時間がかかるんですね。
よく例えられるのが、クイックフォーマットでは、本の目次だけ消しているのに対し、通常フォーマットでは、ページの文字まで消している状態だと言われています。
USBメモリに、異常があった場合データが書き込めない、読み込めなくなる可能性もありますので、時間に余裕がある場合はできるだけ、通常フォーマットを行っておきたいところです。
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