Windows10 USBメモリに4GB以上のファイルをコピーできない?大容量のデータを保存する方法

通常、USBメモリに4GB以上のファイルをコピーしようとすると、容量が大きすぎてコピーすることができません。

大容量のデータを、USBメモリに保存する方法をご紹介します。


USBメモリは、通常「FAT32」という形式でフォーマットされています。


FAT32は4GBまでのデータしか取り扱えない古い形式なので、4GB以上のファイルをコピーしようとすると以下のような通知が表示され、ファイルを保存することができません。

「ファイルは大きすぎて、対象のファイルシステムに入りません」





最近は動画データなど、4GBを超えるデータファイルを扱うことが多くなってきたので、「じゃあどうすればいいの?」と思う方も多いと思います。


4GBの壁を超えるには、USBメモリを違う形式でフォーマットする必要があります。


「NTFS」や「exFAT」の形式でフォーマットすると4GB以上のファイルもUSBメモリに保存できるようになります。




「NTFS」と「exFAT」の形式はどちらもウィンドウズ10でフォーマットすることができます。


「FAT32」のUSBメモリを「NTFS」形式にフォーマットしてみましょう。


USBメモリのフォーマットの画面から、ファイルシステムをクリックします。



FAT32、NTFS、exFATの3種類の形式から選択することができます。


NTFS形式にフォーマットしてみました。


NTFSでフォーマットしたUSBメモリに大容量のファイルをコピーしてみましょう。


試しに10.7GBの動画ファイルをUSBメモリにドラッグアンドドロップするとコピーが開始され、保存することができました。


同様にexFATの形式でも4GB以上のファイルを保存することができます。

フォーマットする形式は、通常NTFSで問題ありません。


ただ、NTFS形式は、Macで読み書きできないので、もしマックを持っている人にデータを渡すときはexFATでフォーマットしてファイルを保存してあげてください。

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ウィンドウズ10 USBメモリの使い方や設定