2020年5月28日に公開されたWindows10 の2020年最初の大型アップデート「Windows10 May 2020 Update(2004/20H1)」の不具合や、この最新バージョンに更新すべきかについて紹介します。
Windows10 May 2020 Update の不具合について
今回のアップデートではすでに、自分のパソコン(Surface Pro 6)で実際に更新をやってみて、作業を完了しています。
現時点では、不具合は特に発生していません。
アップデートの作業中や、更新後の動作についても特に問題ありませんでした。
しかし、ネットで検索してみると「窓の杜」で「Windows10 May 2020 Update」への更新には注意という記事が公開されていました。
「Windows 10 May 2020 Update」への更新には注意! ~Microsoftが10件の問題を調査中/同社の“Surface”シリーズにも影響か
Windows 10の新しい機能アップデート「Windows 10 May 2020 Update(バージョン 2004)」が5月27日(米国時間)に一般公開されたが、すでにいくつかの不具合が確認されている。同社の“Surface”シリーズにも影響するようだ。
以下のような不具合が報告されているようです。
- 複数のBluetoothデバイスに接続またはペアリングできない
- 「Conexant ISST」オーディオドライバーのアップデートトラブル
- 特定の「Conexant」オーディオドライバーのアップデートトラブル
- ImeModeプロパティでテキスト入力フィールドのIMEモードを制御できない
- Intel iGPUを搭載したデバイスで可変リフレッシュレート(VRR)が期待通りに動作しない
- Thunderboltドックの抜挿でエラー
- Always On、Always Connectedを使用している一部のデバイスでエラーまたは予期せぬ再起動
- 「GameInput Redistributable」と「Windows 10 バージョン2004」の相性問題
- 古いNvidia GPUのドライバーに関わる問題
実際に、不具合報告のひとつ「Surface Pro 6」で複数のBluetooth機器を同時に接続してみましたが、無事動作確認できています。
この不具合も環境に左右されるのかもしれないですね。
Windows10 May 2020 Update に更新すべきか
現在「Windows10 May 2020 Update(2004)」は、まだ公開されたばかりなので、どういう不具合があるのかはっきりしていません。
ですので、どうしてもアップデートしてみたいという方以外は、まだしばらく様子を見るのがいいと思われます。
通常、Windows10の大型アップデートは、リリース当初に手動によるアップデートが公開されます。そして不具合が解消された後に順次自動でアップデートが行われますので、一般の方は更新については特に意識しなくてもいいでしょう。
以上、Windows10 May 2020 Updateの不具合、更新すべきかどうかについて紹介しました。