トラブルなどでマウスが使えない時、キーボードだけで右クリックにあたる操作をする方法です。
マウス操作が主流の現在のパソコンでは、マウスが使えないとどうしていいかわからなくなりますが、ウィンドウズ10のキーボードでは、アプリケーションキーというマウスの右クリックの役目をしてくれるボタンがちゃんとあるんです。
アプリケーションキーを使う
キーボードの右下にある「Ctrl」の左側にある四角い絵の書いてあるキーがアプリケーションキーです。
このキーを押すとマウスの右クリックに当たる動作をしてくれます。
試しにデスクトップの右クリックメニューを出してみましょう。
キーボードで「Tab」キーを押すとデスクトップ画面の各種ボタンをカーソルが移動しますので、ウィンドウズボタンのところでカーソルを合わせ、アプリケーションキーを押します。
すると、ウィンドウズボタンを右クリックしたときに表示されるメニューが出ましたね。
各項目は上下キーで移動して、決定は「Enter」キーで行います。
「シャットダウンまたはサインアウト>」のようにサブメニューがある項目は、「→」キーや「Enter」でサブメニューに移動できます。
デスクトップの何もないところで見具キリックすると出てくるメニューもこの通り出すことができます。
デスクトップで「Tab」キーを押すと、次の順でカーソルが移動します。
- ウィンドウズボタン
- タスクバー(何もないところ)
- 検索ボックス
- Cortana(マイクボタン)
- タスクバーのアイコン(左右キーで選択可能)
- タスクトレイ
- デスクトップ表示ボタン
- デスクトップ
- もとに戻る
アプリケーションキーがキーボードにない場合は?
また、アプリケーションキーがキーボードにない場合は「Shift」キーと「F10」キーを同時に押すことで、アプリケーションキーと同様の操作をすることができます。
「Shift」キーと「F10」キーはキーボードにかならずあるので安心ですね。
このようにマウスの故障や電池が切れた時など、キーボードしか操作できない状況はないとは言えないので、キーボードだけでできる操作を覚えておくと、いざという時役に立つのではないかと思います。